理系科目を得意にしたければファンタジーを読むべき
2020年12月30日 09:12
中学生から理系科目は段々と難しくなり、苦手とする人も増えてくることだろう。理系科目で差がつくのは、実は文章読解力であったりする。この文章読解力は、新聞を読んだりファンタジー小説を読むことである程度大きくなってからでも養うことができる。しかし、そもそも文章を読むことに抵抗がないようにするためには、幼少期に絵本を読み聞かせしていたかどうかが大事なのだ。
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■理系科目の成績向上の要は文章読解力
中学生以上の難しい理系科目の内容を理解するためには、文章読解力が必要だ。教科書の説明や問題文を読んで、文章から数学や物理などの世界観を正確に頭に浮かべる必要があるからだ。日本語力が足りなければ、いくら塾の時間を増やしてもなかなか理系の成績は上がらない。
■文章読解力を上げるためには新聞かファンタジー
もし中学に進学して子供の理系の成績があまり良くないという人がいたら、新聞やファンタジー小説を読ませて、その内容について話をしてみたら良い。新聞の文章はプロの記者が書いた文章のため、そこからどんな出来事が起きたのか理解させる力を養うことに向いている。ファンタジーは、この世では起こりえない出来事が文章で書かれているため、想像力を膨らませる力が育つのだ。
文章を読む練習をさせたい時には、電子媒体よりも紙媒体をおすすめする。紙媒体に書いてある文章の方が内容を俯瞰してみることができ、文章から情報の構造を読み取ることができるからだ。
■ファンタジー小説の読書は小学生から
ファンタジーを読むことは小学生のうちからやって良い。脳は経験した出来事を眠っている間に整理し、センスや知恵を養う。ファンタジー作品を読むことによって、現実以上に豊かな出来事を経験することができる。これは非常に脳にとって豊かな栄養になる。
また、幼少期の楽しい読書経験は読書好きを育てる。文章を読むという行為は誰でも面倒だと感じてしまうことがある。しかし、読書好きは読み進めページをめくっていけば楽しい体験が待っていると、経験から知っているので文章を積極的に読み進めることができるのだ。(記事:双風サキ・記事一覧を見る)