YouTube、他の人に不快感与える可能性あるコメント 投稿前に指摘の新機能
2020年12月7日 17:00
headless 曰く、 YouTubeは3日、コメントの内容が他の人に不快感を与える可能性があることを投稿前に指摘する新機能を発表した(YouTube Official Blogの記事、 YouTubeヘルプ、 Android Policeの記事、 The Vergeの記事)。
新機能はコメントの内容に問題がある可能性を検出すると確認のダイアログボックスを表示する。このダイアログボックスが表示されてもコミュニティガイドライン違反が確定したわけではないので、ユーザーはそのまま投稿するか編集し直すかを選択できる。逆にダイアログボックスが表示されなくても問題がないとは限らず、表示の有無にかかわらずガイドライン違反が確認されればコメントは削除されることになる。ダイアログボックスには内容が適切かどうかを確認するためのコミュニティガイドラインへのリンクや、誤検出を指摘するためのリンクも表示される。
また、クリエイター向けには来年から自身の性別や性指向、人種、民族を指定するオプションを用意する。YouTubeはこのデータを利用してクリエイターがコンテンツをよりよく収益化できるよう手助けするほか、特定のコミュニティが強く影響を受けるヘイトや嫌がらせ、差別などのパターンを調べていくとのことだ。