ワクチン接種が経済に与える影響をどう評価すべきか?

2020年12月7日 15:33


*15:33JST ワクチン接種が経済に与える影響をどう評価すべきか?
 4日発表の11月米雇用統計で、非農業部門雇用者数は前月比+24.5万人にとどまった。雇用の伸びは10月実績の+61万人から大幅に鈍化した。市場関係者の間からは、「ウイルス感染増加の影響があったことは否定できないが、景気刺激策を巡る協議は加速する可能性がある」との見方が出ている。また、新型コロナウイルス感染症予防のワクチン接種が近く始まることから、経済活動の本格的な回復への期待も浮上している。一部の市場参加者は「ワクチン接種が経済に与える影響について過剰に期待すべきではない」と指摘しているが、重大な問題もなく、有効性が改めて確認された場合、「雇用拡大や個人消費の活性化につながる可能性もある」との声も聞かれている。《MK》

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