韓国は礼儀に厳しい! 抑えておきたい礼儀とは?

2020年11月18日 19:16

 韓国は儒教の国ということもあり、礼儀に厳しい。日本も礼儀や敬語がある国だが、韓国は日本以上に礼儀に厳しい国だと思っていいだろう。何も知らないあなたが韓国留学すると、韓国人に怒られるだろう。私は韓国の礼儀文化を知らずに留学したため、何度か怒られたことがある。

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 知らないから仕方のないことだが、やはり怒られるのは気分が悪い。そこで、これから韓国留学するあなたが怒られないために、知っておいて欲しい韓国の礼儀を3つ紹介する。

 まず、韓国は年齢によって厳格に立場が変わる文化である。日本のように年齢が違ってもタメ口で話しあっている光景は、韓国では珍しく、どんなに仲の良い関係性であってもやはり敬語を使っている。私はまだ韓国語が拙く、敬語とタメ口の使い分けが上手くできていなかった頃は、バイトの店長から厳しく指摘された。やはりそれほどに、韓国人の年齢さは大切なのだ。

 韓国人は初対面の人と出会うとまず、年齢を確認する。そして、相手が年上なのか、年下なのかで口調を分ける。韓国では年齢が、日本人が思っているよりも厳格であることを覚えておこう。

 次に、韓国はお酒を飲む際に守らなければいけない厳しい礼儀がある。それは、目上の人には見えないように隠れてお酒を飲むということだ。隠れてお酒を飲むといっても、どのように隠すのかは想像ができないだろう。だが、いまはわからなくても大丈夫。なぜなら韓国のお酒の席に行けば、必ず誰かがおこなっているので、それを真似したらいいからだ。目上の人には見えないようにお酒を飲むというのは、それくらい一般的に浸透した礼儀なのである。

 最初は、見慣れない行動に戸惑いを覚え、上手く真似できないかもしれないが、ぜひやってみて欲しい。私のように怒られるよりましだ。韓国の食事の席では、お酒以外にも様々なマナーがあるが、多すぎて紹介しきれないので、韓国留学した際にできた友達に聞いてみよう。

 最後に、礼儀というよりは、ルールというものに近いのだが、韓国は記念日に忙しい。特に恋愛関係において、記念日というのは特別な日だ。

 日本でも『付き合った日』『初めてデートをした日』などがあるカップルがいるかもしれないが、韓国はそんなものの比ではない。付き合ってから、22日記念日、49日記念日、100日記念日、200日記念日があるのが一般的な韓国人の恋愛だ。他にも韓国には、非公式な恋愛の記念日が毎月14日にある。もはや毎日が記念日なのではないかと思うほどだ。

 しかし韓国人の恋人を作りたいなら、この感覚になれなければいけない。さすがに韓国人たちも日付の管理が難しく、専用のアプリも存在する。あなたが大好きな韓国人と嫌な雰囲気になりたくない、恋愛を最大限で楽しみたい、というのであれば、ぜひ覚えておいて欲しい。

 いかがだっただろうか。上記で紹介した3つの礼儀以外にも韓国には独特な礼儀・文化がたくさんあるので、それら文化の違いを楽しみつつ、怒られないように気をつけて、充実した留学生活を送って欲しい。(記事:坂東泰地・記事一覧を見る

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