韓国人が歌が上手いのはなぜ? どうすれば歌が上手くなる?
2020年10月4日 07:53
韓国に留学したことがある人なら分かるだろう。韓国人はカラオケが大好きだ。食事のあと、「何する?」「どこに行く?」といった会話になると、だいたい「カラオケ!」となる。そして韓国人は歌が上手い。もちろん、全員とは言わないが、高確率で歌が上手いのだ。
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そんなカラオケ大好きな韓国人たちと仲良くなりたいのなら、やはりカラオケを一緒に楽しめる方がいい。しかし、「韓国人と仲良くなりたいけど、カラオケが苦手...」という人も多いのではないだろうか。私もそうだ。カラオケは苦手で、「カラオケに行こう!」という話になると、テンションは上がらなかった。
そして疑問になるのが「なぜ、韓国人はあんなにカラオケが好きなの?」「あんなに歌が上手いの?」という点だった。この理由が分かれば、歌が苦手な私も歌が上手くなれるのかもしれないし、一緒にカラオケが楽しめるかもしれない。そこで、私が調べた韓国人が歌が上手い理由を紹介しよう。
まず1つ目は、骨格の違いだ。韓国人の骨格の特徴として、頬骨の位置が高い。頬骨の位置が高いと太くて良い声が出やすいとのことだ。確かに、韓国人の顔つきは私たち日本人とは違うし、歌も上手くなるのかもしれないが、顔つきは真似できない。
次に、韓国人はサウナによく通うという点が歌の上手さにつながっている。どういうことかと言うと、体が温まることで新陳代謝が良くなり、良い声が出るのだそうだ。
不思議に思うかもしれないが、確かに韓国人は日本人以上にサウナが好きだ。デートスポットとしても利用されているほど、サウナが生活に浸透している。インスタ映えするサウナなど、種類も豊富だ。これが歌の上手さにどれほどの影響を与えているのかは分からないが、日本人と韓国人の違いとして、サウナに着目するのは面白い。私たちも習慣的にサウナを利用すれば、歌が上手くなるのかもしれない。
次に、辛いものを食べる習慣だ。これもサウナと同様に、体を温める上で重要な要素らしい。韓国料理が辛いというのは、あなたも知っているのではないだろうか。どんな料理も真っ赤に染まり、汗をダラダラ流しながら食べるのだ。辛いものを食べ、体が温まることで、良い声が出るのだと言う。私たちも辛いものを毎日食べれば、歌が上手くなるのかもしれない。
最後に、韓国にはカラオケが本当に多いという点だ。私はこれが最も『韓国人が歌が上手いこと』『カラオケが好きなこと』に関連していると思う。
都市部にもなると10歩以内に1つのカラオケがあると言っても過言ではないほど、カラオケ店がある。そして、カラオケの料金がものすごく安い。日本だと『1時間いくら』というような料金設定だが、韓国にあるコインカラオケは『1曲いくら』という仕組みを採用している。そのため、少しの空き時間でもカラオケを楽しめるのだ。
例えば、「10分の隙間時間はカラオケで時間を潰そう」となる。『友達が遅刻した』『授業の空き時間』など、日常生活を少し思い描いただけでも、かなりの利用回数が想像できる。日本のカラオケだと、ある程度まとまった時間がないと行こうとはならないので、韓国人とはカラオケの利用頻度がまったく違う。
つまり、韓国人が歌が上手いのは『歌の練習回数が多いから』と考えられる。どんなことでも練習すればするほど、上手くなるものだ。私たちが歌が上手くなるためには、ひたすらに練習を繰り返すしかないのかもしれない。
以上の環境の違いから、韓国人は歌が上手いのだと考えられる。最後は当たり前の結論に行き着いてしまったが、歌が上手くなって韓国人と仲良くなりたい人は、ぜひ参考にしてみて欲しい。(記事:坂東泰地・記事一覧を見る)