トヨタ、「RAV4」の特別仕様車を発表 よりアグレッシヴなスタイルに
2020年10月3日 09:09
トヨタ自動車は2日、RAV4の特別仕様車「Adventure "OFFROAD package"」を発表し、全国のトヨタディーラーで販売を開始した。
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RAV4は1994年5月に初代が登場し、RVブームで盛り上がる90年後半の新車市場を支えた。2016年に日本での生産は一旦打ち切られたが、海外では北米を中心に活躍を続けている。2019年に日本の新車市場に復活し、発売から1カ月で約2万4,000台の予約を受注。SUV市場で再び存在感を発揮している。
今回のRAV4の特別仕様車は、アグレッシブなスタイルと走破性が特徴。18インチオールテレインタイヤを装着しており、専用サスペンションを合わせることで、SUVらしいワイルドな走りを期待できる。マットブラック塗装のアルミホイールなど、個性的なビジュアルにも要注目だ。
エクステリアではブリッジ型ルーフレールに加え、ディーラーオプションとして専用クロスバーも注文可能。キャンプでカヌーやマウンテンバイクなどの大型の荷物を運びたい人にピッタリのパーツだ。
最低地上高はベースグレードより10mm高い。オフロードを豪快に駆け抜けるパワーが想像できるだろう。外板色は3種類で、その中では特別色のスーパーホワイトIIも選択可能だ。
インテリアは要所に赤のアクセントをつけており、大人の魅力を実感できる。専用合成皮革シート、インストルメントパネル、ドアトリムショルダーにそれぞれレッドステッチを採用しているからだ。加えてフロントカップホルダーやセンターオープントレイは、レッド+ブラックで決めている。ファッショナブルな内装のおかげで、おしゃれな街乗りとしても期待できるだろう。
価格は346万円。ベースグレードでも力強い走りが売りのRAV4だが、今回の特別仕様車ではパワーとデザインに一段と磨きがかかっているところに注目したい。