あなたのクルマもAlexaが使える! Echo Autoがついに日本上陸

2020年10月3日 17:59

 インターネット通販大手のアマゾンジャパンは、クルマの中でAmazon Alexaを利用できるEcho Auto(エコオート)の国内販売を9月25日から開始した。すでにアメリカでは2018年に発売され、日本でも発売を待ち望む声が多く聞かれていた。

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 Alexは、話しかけるだけで音楽再生から予定の確認、電話を掛けることまでできる、便利なAIアシスタントだ。現在トヨタやAudi、フォードといった大手自動車メーカーと連携し、すでに数多くの新型車への搭載が始まっている。

 Alexaがあれは、音声だけで様々なことを手伝ってくれる。スマートホームデバイスの操作もでき、例えばクルマの運転をしながら、家の外灯を点灯させたり、エアコンを作動させたりといったこともできる。

 Echo Autoは、Alexaアプリがインストールされたスマートフォンやタブレットに接続。Bluetoothか外部入力端子を介して車載オーディオに接続し、クルマのスピーカーから音を出力させて、Alexaとコミュニケーションをとる仕組みだ。クルマの中のように様々な音が聞こえる騒々しい状況でも、8つのマイクと音声認識技術により遠隔操作を可能とする。

 なおインターネット通信はAlexaがインストールされているスマホなどのデバイスを介して行うため、スマホ側でWifiに接続していなければ、モバイルデータの通信量には気をつけたいところだ。

 Alexaには、3,500以上のスキルがあり、その数も日々増加している。スキルとは、スマホのアプリと似たようなもので、ニュースや天気予報を聞いたり、英会話の勉強をしたりと、様々なことができるようになる。

 Echo Autoの価格は、4,980円。Amazon.co.jpで購入可能だ。なお、一部の車種に搭載されているBluetoothとは互換性がないため、購入前には確認が必要だ。(記事:小泉嘉史・記事一覧を見る

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