大坂なおみ、2度目の優勝 テニス全米オープン
2020年9月13日 08:04
12日(現地時間)、アメリカ・ニューヨークで女子テニスの全米オープンシングルス決勝が行われ、世界ランク9位の大坂なおみが同27位のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)に勝利し、2年ぶり2度目の優勝を果たした。大坂は、1-6、6-3、6-3で破る逆転勝利だった。アザレンカは3度目の決勝だったが、初優勝はならなかった。
第1セット第1ゲームから大坂はフォアハンドのミスが続いてブレークされる。アザレンカは第2ゲームを正確なダウンザラインを決めると、ラブゲームでキープする。第5ゲームは大坂がダブルフォルトでブレークポイントを与え、そのままブレークされる。第7ゲームもアザレンカがリターンエースでデュースに持ち込み、そのままブレーク。大坂は1-6でセットを落とした。
第2セットも第2ゲームでアザレンカが3本のウイナーでブレークする展開となる。しかし第3ゲームをデュースに持ち込んだ大坂が、すぐにブレークバックする。第7ゲームでもアザレンカはダブルフォルトなどで流れに乗れず、大阪がブレークする。第9ゲームは5度のデュースを粘った大坂がブレーク、6-3でセットを奪い返す。
第3セットは第4ゲームで大阪が先にブレークする。続く第5ゲームで大坂は0-40のブレークピンチを迎えるも、5連続ポイントで凌いでキープする。第6ゲームは5度のデュースを粘ったアザレンカがキープすると、第7ゲームでアザレンカはリターンエース、ウイナーを決めブレークバックする。しかし第8ゲームを大坂がすぐにブレークし勢いを戻すと、第9ゲームをキープ、6-3で最終セットを奪い逆転勝利した。