使いやすいのはどれ? 英語のおすすめオンライン辞書【定番・上級編】

2020年9月9日 07:19

 英語学習には欠かせないものといえば、なんといっても英語の辞書だろう。昔は紙の辞書を片手に、わからない単語があれば片っぱしに調べたものだった。

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 しかし今や、オンラインの辞書が全盛であり、ほとんどの人がなんらかの辞書をスマホやタブレットにインストールしているだろう。

 ただ、ひとことでオンライン辞書といっても、さまざまな種類があり、どれを選んでいいのかわからないという人も少なくないはずだ。今回はおすすめのオンライン辞書を、定番と上級者向けにひとつずつ紹介していくので、参考にしていただければ幸いだ。

■紙?オンライン?どっちがいい?

 まずはあらためて、オンライン辞書のメリットをまとめておこう。オンライン辞書のメリットは大きく以下の4つだ。

・スマホなどの端末があれば、わざわざ辞書を持ち運ぶ必要がない
・いつも最新の情報にアップデートされている
・簡単に音声を確認できる
・基本的に無料

 ただし、紙の辞書の方が記憶に残るという人も根強くいて、個人的にも一理あると思っている。自宅で学習する際などは、オンラインと紙を使い分けるのもひとつの方法かもしれない。

■おすすめオンライン辞書【定番編】

 「Weblio」https://ejje.weblio.jp/

 英語学習をしている人なら、おそらく知らない人はいない超定番の辞書。Googleで単語を検索すると必ず上位に出ているので、目にした人も多いはずだ。

 なんといっても特筆すべきは、約1,161万語という圧倒的な収録語彙数の多さである。紙のジーニアスは収録語数が約10万語なので、いかに凄いかがわかるだろう。

 また、無料で自分の語彙数をチェックできる、「語彙力診断」もおすすめだ。1回25問わずか2分半で、何度でも受診できる。あくまでも概算ではあるが、おおよその語彙数がわかるのは、今後の目安になるだろう。

■おすすめオンライン辞書【上級編】

 「Online Etymology Dictionary」https://www.etymonline.com/

 Online Etymology Dictionaryは、おそらく世界で唯一の Etymology(語源)に関する辞書である。語源は日本語における部首のようなものだとイメージしておけば、わかりやすいと思う。

 たとえばこの辞書で、「informal(非公式の)」という単語を調べると、「in(~でない)」という接頭辞と「formal(公式の)」が組み合わされた単語と説明されている。

 そうすると今後、「頭にinがついていると否定の意味だな」と、直感的に理解できるようになる。

 語源を意識すると、語彙数が一気に増えるので、ぜひ「Online Etymology Dictionary」を活用してみてはいかがだろうか。

 今回は2つの辞書しか紹介できなかったが、ほかにも使いやすい定番辞書はたくさんある。ぜひ自分に合った辞書を見つけて、英語学習に活用してもらえればと思う。(記事:長谷川カオル・記事一覧を見る

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