子育て世代にも最適 Amazon Flexで行う副業のメリット
2020年8月28日 17:51
Amazon Flexという副業を知っているだろうか。Amazon Flexとは、個人で始められる配送業である。名前の通り、通販大手Amazon Japanが手掛ける配送サービスだ。本記事では、子育て世代の副業にも最適な、このAmazon Flexの魅力について紹介する。
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■Amazonと直接契約する個人配送業
Amazon Flexは、2019年4月にAmazon Japanが新たに立ち上げた個人配送サービスである。Amazon Flexの配送ドライバーは、個人事業主(フリーランス)としてAmazonと直接業務委託契約を結び、配送業務を行う。
応募から登録、そしてスケジュール管理や商品配送までの全てが、Amazon Flexの専用アプリ上で行われる。そのため、登録に際して面接は行われない。未経験者であっても、配送業務開始前にガイダンスが行われるため、サポート体制も整っている。
実際の配送業務の流れは、まずアプリ上で配達ブロックと稼働時間を選択する。この配達ブロックを選ぶ時点で、報酬も確認することが可能だ。次に、Amazon Flexの配送ステーションに行き、荷物を受け取る。後はその荷物を配達するだけのシンプルなもので、これもAmazon Flexの大きな魅力である。
もし稼働時間内にノルマを達成できなくても、配送ステーションに戻るだけで、ブロック分の報酬は支払われる。逆に、稼働時間よりも早くノルマを達成した場合は、その時点で業務終了という柔軟さもあるのだ。
Amazon Flexの働き方は、フルタイムのフレックスプロと、パートタイムのフレックサーの2通り。副業におすすめなのはフレックサーの方で、スケジュールを自由に管理してプライベートと両立させることができる。
■軽貨物車両さえあれば自由なスケジュールで副業可能
Amazon Flexの必要条件は、スマートフォン、普通運転免許、黒ナンバーの軽貨物車両の3点を持つ個人事業主(フリーランス)だ。軽貨物車両については、対物1億円以上で、対人無制限の任意保険に加入していることも条件となっている。
関東エリアの場合、稼働4時間程度の1ブロックを22日間こなすと、月額約18万円の副業収入となる。2ブロックにすれば約36万円となり、最大では44万円以上となるなど、Amazon Flexは報酬面も充実している。
また残業もないため、スケジュールが管理しやすい。副業者が自由に働く日数と時間を選べるため、特に子育て世代には向いているだろう。応募については、ホームページだけでなく、indeedといった求人サイトでも受け付けている。口コミを見てみると、子供と過ごす時間が増えたという感想も目立っていた。
収入とスケジューリングの両面で満足できる副業を見つけることは、なかなか簡単ではない。本業との両立も難しく、副業には精神的にも消耗しやすいデメリットがあるのは事実だ。しかしAmazon Flexなら、本業と家庭の両方を充実させられる副業スタイルが確立できるかもしれない。
軽貨物車両を準備するハードルはあるが、現在の副業に不満がある人は、一度検討してみても良いかもしれない。(記事:西島武・記事一覧を見る)