レクサス、ハッチバック「CT」をマイナーチェンジ 新色追加

2020年8月22日 18:53

 レクサスは20日、ハイブリッド車限定のハッチバックモデル「CT」をマイナーチェンジし、同日より販売を開始した。

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 CTは、レクサスが展開する現行車両においては唯一のハッチバック。2010年にジュネーブモーターショーで初登場し、2011年1月に発売された。

 CTとは「Creative Touring」の略で、ハッチバックらしい手ごろな価格と、前輪駆動が織り成すきびきびとした動きが特徴。一方で、レクサスらしく優雅でリラックスしやすいドライブ環境も備えている。ハイブリッド限定モデルのため、環境性能も高水準だ。レクサスのエントリーモデルとして注目する人も多いだろう。

 1.8Lの直列4気筒DOHCから、最高出力は99PSを出し、3JM型の交流同期電動モーターは最高出力82PSを叩き出す。システム最高出力は136PSで、ハッチバックとしてはスマートながら力強い走りを期待できる。

 今回のマイナーチェンジでは、パーキングサポートブレーキを全グレード標準設定とした。エクステリアのカラーには、ブレージングカーネリアンコントラストレイヤリング、テレーンカーキマイカメタリック、セレスティアルブルーガラスフレークを追加。レクサスらしい品格にあふれたカラーリングが新登場している。

 パーキングサポートブレーキでは、駐車アシスト機能により後方の歩行者や障害物をカメラでキャッチし、ブザーでドライバーに警告を送る。ぶつかる可能性があれば、自動ブレーキ制御も行うため、事故のリスクを軽減する。駐車に対して苦手意識がある初心者ドライバーでも扱いやすくなったことが、ポイントだろう。

 エクステリアのカラー追加では、これからニューモデルを購入するドライバーにとっても選択肢が広がる。おしゃれなカラーリングの車を選ぶことで、新鮮なカーライフを満喫できるだろう。

 希望小売価格は、標準グレードが386万9,000円、version Cは409万3,000円、F SPORTなら451万円、version Lは488万1,000円(価格はいずれも消費税込)となる。

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