映画『犬部!』林遣都×中川大志で命を守る“犬バカ”奮闘記を描く、北里大学の実在サークルをもとに
2020年8月17日 09:07
片野ゆかの『北里大学獣医学部 犬部!』を原案とした映画『犬部!』が、林遣都主演で2021年に公開される。
■“犬バカ”たちの奮闘を描く、笑いあり涙ありの感動ストーリー
『犬部!』は、青森県北里大学に実在した動物愛護サークル「犬部」をモデルにした、命を繋ぐ物語。“「犬部」を設立した獣医学部の主人公が、仲間たちと共に動物を守ろうと奮闘した過去”と、“獣医師となって一人で新たな問題に立ち向かう現代”という2つの時代構成で描く。信念を曲げずに突き進む“犬バカ”主人公と、「犬部」のメンバーたちの熱い想いと奮闘を、笑いあり涙ありで届ける。
■「犬部」を設立した主人公に林遣都、親友役に中川大志
主人公の花井颯太(はないそうた)を演じるのは、NHK連続テレビ小説「スカーレット」や、リモート撮影でギャラクシー月間賞を受賞した「世界は3で出来ている」での1人3役が話題となった林遣都だ。今後も『私をくいとめて』や『恋する寄生虫』の公開も控え、乗りに乗っている林。本作では、「犬のためなら死ねる」というほどの“犬バカ”で、「犬部」を設立する主人公を熱演する。
その颯太の親友、犬部メンバーの柴崎涼介(しばさきりょうすけ)役を演じるのは、NHK連続テレビ小説「なつぞら」で国民的人気を獲得した中川大志。石井杏奈とのダブル主演を務めた『砕け散るところを見せてあげる』の公開も間近に控える中川が、今回、林演じる颯太に負けず劣らずの“犬バカ”ぶりを発揮する。
■『花戦さ』で第41回日本アカデミー賞・優秀作品賞を受賞した篠原哲雄が監督
メガホンをとるのは、『花戦さ』で第41回日本アカデミー賞・優秀作品賞を受賞、『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』『影踏み』なども手掛けてきた篠原哲雄。脚本は『犬に名前をつける日』の監督・脚本・プロデューサーや、CX「ザ・ノンフィクション 犬と猫の向こう側」NHK BSプレミアム「家族になろうよ 犬と猫と私たちの未来」の総合演出を手がけ、映像業界で最も犬猫保護事情に詳しいといわれる山田あかねが担当する。
■ストーリー
青森県十和田市に、一人の変わり者がいた。
花井颯太(林遣都)22歳、獣医学部の大学生。子どもの頃から動物愛護がライフワークで、1人暮らしのアパートには保護動物がぎっしり。周りからは変人扱いされても、目の前の命を救いたいという思いで保護活動を続けていた。
ある日颯太は、心を閉ざした一匹の実験犬を救ったことから、ひとつでも多くの命を救うため、愛護活動をサークルにすることを思いつき『犬部』を設立。颯太と同じく「犬バカ」の同級生・柴崎涼介(中川大志)らが仲間となり保護活動を行い、それぞれの夢へと羽ばたいていった。
動物を守りたいという一心で活動していた『犬部』から16年後。相変わらずの犬バカぶりで保護活動を続けてきた颯太が逮捕されたという報道をうけて、それぞれの想いと立場で動物と向き合ってきたメンバーたちが再集結するが、そこに柴崎だけがいなかった……。
【詳細】
『犬部!』
公開時期:2021年
原案:片野ゆか「北里大学獣医学部 犬部!」(ポプラ文庫)
出演:林遣都、中川大志
監督:篠原哲雄
脚本:山田あかね
配給:KADOKAWA