BuySell Technologiesはネット型リユース事業

2020年7月31日 09:14

 BuySell Technologies<7685>(東マ)は、ネット型リユース事業「バイセル」を展開している。20年12月期は未定としている。当面は新型コロナウイルスの影響が意識されるが、中期的に収益拡大を期待したい。株価は上値の重い展開だが、一方では下値を切り上げている。調整一巡して出直りを期待したい。

■ネット型リユース事業「バイセル」

 19年12月東証マザーズに新規上場した。ネット型リユース事業として、ラグジュアリーリユース商材中心に、出張訪問買取サービス「バイセル」を展開している。販売は古物市場や業者オークションのtoBが主力である。またtoCの自社EC販売「バイセルオンライン」や、新規事業としての車査定・買取アプリ「CAPPY」もスタートしている。

 アライアンス戦略も推進し、20年5月にはクロスソリューションズ、リストインターナショナルリアリティと業務提携している。

■20年12月期予想は未定

 20年12月期業績(非連結)予想は、期初時点では増収増益予想としていたが、新型コロナウイルスの影響を考慮して5月14日に未定に修正している。なお第1四半期は売上高が前年同期比8.2%増収、営業利益が38.2%減益だった。TVCMへの広告投資、新型コロナウイルスに伴う百貨店催事の中止などで減益だった。当面は新型コロナウイルスの影響が意識されるが、中期的に収益拡大を期待したい。

■株価は調整一巡

 株価は上値の重い展開だが、一方では下値を切り上げている。調整一巡して出直りを期待したい。7月30日の終値は2015円、時価総額は約138億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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