三菱UFJ銀、3億枚以上の書類を電子化へ ホチキス外しも自動化

2020年7月28日 21:01

三菱UFJ銀行がこれまで顧客からため込んできた3億ページ以上の紙の書類を電子化していくそうだ。こうした紙データの電子化でネックだったのが、紙をまとめていたホチキスだったという。これを人の手で外してから取り込む必要があり、従来の見積もりだと30人体制で約68年かかるのだという(日経新聞時事ドットコム)。 今回は米ベンチャー企業「リップコード」と連携することで問題を解決するという。このベンチャーのシステムでは、スキャンの自動化だけでなく、AIやロボットを組み合わせて自動でホチキスを外す機能もあるのだという。計画では30人体制で約5年で完了させるとしている。電子化した書類は破棄されるそうで、倉庫の利用料を抑えることもできるしている。 

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