映画『スパイの妻』蒼井優×高橋一生が“時代”に翻弄される夫婦役に

2020年7月26日 19:29

 映画『スパイの妻』が、2020年10月16日(金)より新宿ピカデリー他にて全国公開。主演は蒼井優が務める。

■太平洋戦争間近の日本が舞台、“時代”に翻弄される夫婦を描く

 NHK BS8Kで放送された同名ドラマが、スクリーンサイズや⾊調を新たにした劇場版の公開が決定。『旅のおわり世界のはじまり』『散歩する侵略者』などを手掛けた黒沢清がメガホンを握り、太平洋戦争開戦間近の日本で、時代に翻弄されていく夫婦の姿を描く。

■主演・蒼井優、高橋一生が再び夫役に

 福原聡子役:蒼井優

主演の蒼井優が演じるのは、スパイ容疑を掛けられた夫の妻である聡子役。自らが“スパイの妻”と罵られようとも、愛する夫共に生きることを誓う、芯の強い女性を演じる。

 福原優作役:高橋一生

またそんな聡⼦の夫役・勇作を務めるのは、『ロマンスドール』に続き蒼井と“夫婦役”を演じる高橋一生。1940年、満州で恐ろしい国家秘密を偶然知ってしまったことで、正義
感から事の顛末を世に知らしめようとするも、反逆者の疑いを掛けられてしまった男を演じる。

 その他、物語のカギを握るキャスト陣は下記の通り。

 駒子役:恒松祐里
金村役:みのすけ
竹下文雄役:坂東龍汰
玄理役:草壁弘子
野崎医師役:笹野高史
津森泰治役:東出昌大

■映画音楽を⻑岡亮介が担当

 なお本作の音楽を手掛けるのは、「ペトロールズ」のリードボーカル&ギターであり、「東京事変」のギタリストとしても活動している⻑岡亮介。映画音楽初デビューとなる彼が、その優れた音楽センスによって、物語の世界観をより一層広げていく。

■ストーリー

 1940年。満州で偶然、恐ろしい国家機密を知ってしまった優作は、正義のため、事の顛末を世に知らしめようとする。聡子は反逆者と疑われる夫を信じ、スパイの妻と罵られようとも、その身が破滅することも厭わず、ただ愛する夫とともに生きることを心に誓う。太平洋戦争開戦間近の日本で、夫婦の運命は時代の荒波に飲まれていく……。

■作品詳細

 映画『スパイの妻』
公開日:2020年10月16日(金)
監督:黒沢清
脚本:濱口竜介、野原位、黒沢清
音楽:長岡亮介
出演:蒼井優、高橋一生、坂東龍汰、恒松祐里、みのすけ、玄理、東出昌大、笹野高史
配給:ビターズ・エンド
配給協力:『スパイの妻』プロモーションパートナーズ

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