愛知県中部最大級の商業施設「ららぽーと愛知東郷」、9月14日開業へ
2020年7月14日 07:40
三井不動産は、愛知県東郷町の東郷中央土地区画整理事業62街区で整備を進めている大型ショッピングセンターの「ららぽーと愛知東郷」を、9月14日に開業すると決めた。豊田市や豊橋市など愛知県中部エリアで最大級の商業施設となり、約6万4,000平方メートルの売り場面積に愛知県初の36店を含む201の専門店が出店を予定している。
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ららぽーと愛知東郷は、約9万平方メートルの敷地に整備される鉄骨4階建ての店舗棟と、鉄骨4~6階建て合計4棟の立体駐車場棟からなり、延べ床面積は店舗棟が約10万5,000平方メートル、立体駐車場棟が約8万1,000平方メートル。地域の主要幹線道路である国道153号と県道57号に近い交通の要衝に位置する。駐車台数は約3,900台分を確保する予定。
施設のコンセプトは「みんなではぐくむ、まち、ひと、くらし」。地域に根差し、来店客のニーズを満たすブランドを集結させるとともに、イベント会場や来店客の憩いの場所となるスペースも設ける。
飲食では、食物販とレストランを融合させた食のゾーン「マルシェ&レストラン市」が目玉で、調理された食材をイートインで食べることができる。フードコートは愛知県中部エリアで最大となる1,150席を備える。
東海エリア最大級となるアウトドア店舗の「アルペンアウトドアーズフラッグシップストア」など、大型のスポーツ・アウトドア店舗が集まったのも特徴。娯楽施設としてはデジタル技術を駆使した新しいスポーツエンターテイメント店舗「VS PARK」が登場する。
イベント広場や共用スペースとしては、芝生広場や大屋根を備えた「TOGOパーク」、カフェや子育て店舗で家族が充実した時間を過ごせる「はぐくみゾーン」などを整備する。吹き抜けスペースの「メインスクエア」はららぽーと最大級の広さで、イベント開催にも利用する。
このほか、図書館と行政サービス機能を備える東郷町のコミュニティースペース「まちの窓口」を設けるのに加え、敷地内で自動運転バスの運行実験を進めるなど、地元と地域連携する場所としてショッピングセンターを活用する。(記事:高田泰・記事一覧を見る)