Apple、Safariへ一部Web API実装を拒否 個人が特定できるとして
2020年7月2日 08:25
Appleがプライバシー保護に問題があるとして、Safariへ一部のWeb APIを実装することを拒否しているという。拒否しているのは次のとおり(GIGAZINE、ZDNet)。 ・Web Bluetooth ・Web MIDI API ・Magnetometer API ・Web NFC ・Navigator API: deviceMemory ・NetworkInformation API ・Battery Status API ・Web Bluetooth Scanning ・AmbientLightSensor API ・EME Extension: HDCP Policy Check ・Proximity API ・WebHID API ・Serial API ・WebUSB ・Idle Detection AppleはこれらのAPIによって、オンライン広告主とデータ分析会社がユーザーや端末を識別して行動をトレースできるようになると主張している。すでにSafariに実装されているAPIに関しても、独自に対策を取ってあるとしている。 なおこれらのAPIのほとんどは、Chromiumベースのブラウザーでのみ実装され、Mozillaのプラットフォームではほとんど実装されていないとのこと。