「ポケットモンスター ソード・シールド」で英語を学ぼう! おすすめの理由とメリットは?

2020年6月20日 13:16

 シリーズ3年ぶりの完全新作として、2019年11月に発売されたNintendo Switchのゲームソフト「ポケットモンスター ソード・シールド」。6月17日に追加ダウンロードコンテンツ「鎧の孤島」が配信が開始された。このゲームは、Nintendo Switch本体とソフトの言語設定を両方「英語」にすることで、英語を学びながら遊ぶことができてしまう魔法のようなゲームなのだ。

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 今回は、何故このゲームソフトが英語学習に向いているのか、どのようなメリットがあるのかといった点を紹介していきたい。

■長く遊ぶ(学ぶ)ことができる

 一般的にジャンルがRPGのゲームでは、ラスボスと言われる物語の最終的な敵ボスを倒した時点でゲームが終わってしまうが、ポケットモンスターはそうではない。数々のポケモンを捕獲しポケモン図鑑をコンプリートするミッションもあるし、インターネットを使ったオンライン対戦もある。また、道具や服などのコレクション要素もあり、やり込み要素が十二分に用意されている。

 つまり、いくらでもゲームを遊ぶことができるのだが、これは言い換えればいくらでも英語学習ができると言うことである。言語設定「英語」でゲームを遊べば遊ぶだけ英語に触れる時間が増えるわけだから、ポケモンをすればするほど、英語力をアップさせられるのだ。

 また、「ポケットモンスター ソード・シールド」は、ゲーム本編に加えて追加ダウンロードコンテンツもあるため、より長く遊びながら英語を学ぶことが可能だ。2020年秋にも再度追加のダウンロードコンテンツ「冠の雪原」が配信開始予定となっている。

■英検準1級、1級クラスの単語も覚えることができる

 ゲームで学んだ英単語など実用性がないのではないか?と思う人もいるかもしれないが、ポケモンで学べる単語には英語の検定試験「英検」に出てくるような単語も、豊富にある。中には英検の準1級や1級クラスの英単語まで含まれており、ポケモンをプレイすることで語彙力の強化に繋げられる。

 例えば、下記はポケモンに出てくる技名の一例だが、これらの英単語の難度は英検の準1級や1級クラスに相当している。なお、()内はゲーム内での日本語訳のため、辞書に出てくる意味と異なる場合があるので注意して欲しい。

・taunt(ちょうはつ)
・close combat(インファイト)
・sucker punch(ふいうち)
・baneful bunker(トーチカ)

 tauntやcombat、suckerなどの単語を単語帳で覚えようとした場合、苦労する可能性もあるが、ゲームで遊びながら使っていれば自然と簡単に身についてしまうものだ。

 長く遊び学べる上に、英検などの試験で使う英単語も学べる「ポケットモンスター ソード・シールド」。もしまだ言語設定「英語」で未プレイだったという人は、この機会に挑戦してみて欲しい。英語が学べるのはもちろんだが、ゲーム内容も間違いなく面白いので日々の娯楽のお供になってくれることも請け合いである。(記事:佐藤辰則・記事一覧を見る

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