TRD、早くも新型ハリアー用のGRパーツを発売
2020年6月19日 07:34
新型ハリアーが、6月17日より全国のトヨタ車両販売店で販売を開始したが、それに合わせるように、TRD(トヨタ・レーシング・デベロップメント)から新型ハリアー用のGRパーツの販売が開始された。全国のTRDファクトリー並びにトヨタ車両販売店、およびカーパーツ販売店などで購入と取り付けができる。
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GRスポーツが、新型ハリアー用に開発したエアロパーツは、GRフロントスポイラー、GRサイドスカート、GRリアバンパースポイラーの3種類になるが、迫力あるデザインが特徴というだけでなく、空力機能を兼ね備えたパーツだ。
空力機能向上を目的としたパーツとして、ドアバイザーの前後にフィンを織り込んだGRスポーツならではの商品もある。これは操縦安定性を向上させる効果があるという。
新型ハリアー用に用意されたGRパーツは、エアロパーツだけではない。リアバンパースポイラーと同時装着する4本出しのステンレススポーツマフラーや、エクステリアをスポーティーに演出するGRフロントバンパーガーニッシュ。赤いアクセントがクルマを引き立たせるGRボディストライプ、そしてさりげなくリアをスポーティーに見せるGRバックドアスポイラーがノーマルハリアーと差をつける。
走行中の振動や騒音を解消することで、快適な車内空間と操縦安定性の向上を高次元で両立するパフォーマンスダンパーも注目商品だろう。このパフォーマンスバンパーは、ボディ剛性強化のように、ダイレクトな乗り味にすることがなく、上質な走りを実現させるアイテムなだけに、より質の高い走りと乗り心地を求める人は要チェックだ。
TRDが用意する新型ハリアー用のGRパーツは、女性にも嬉しいパーツが用意されている。それは、肌のジリジリ感を緩和する赤外線カットウィンドゥフィルムだ。赤外線を抑えることで、車内の温度上昇を抑えてエアコンの効果を向上させる効果がある。
このほか、ホイールも20インチを用意しており、ミシュランのパイロットスポーツとセットになった商品も選べるため、足元のドレスアップを考えている人は選択肢の1つに加えてみてはどうだろう。
新型ハリアーは、車両本体価格で300万円を切る299万円からラインアップにあり、これは従来モデルより安い価格設定で用意されている。例えば、エントリーモデルを購入してTRDのGRパーツを装着すれば、上級グレードを購入する価格と同程度で個性豊かな新型ハリアーに乗ることも可能となる。
クルマを吊るしで乗るのもよいが、メーカーで用意したカスタムパーツを装着して、他のクルマと差をつけるのもクルマ選びの1つだ。(記事:小泉嘉史・記事一覧を見る)