そごう・西武、横浜市の西武東戸塚SCを郊外型モデル店にリニューアル
2020年6月12日 12:57
そごう・西武は、横浜市戸塚区品濃町の西武東戸塚SCを、グループの郊外型モデル店として全館テナント型の商業施設にリニューアルした。自社営業の婦人服売り場などを廃止し、化粧品売り場や食品売り場のテナントを充実させている。
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西武東戸塚SCは地下1階、地上8階建てで、売り場面積約3万4,000平方メートル。テナント部分はリニューアル前の約3万1,000平方メートルから3,000平方メートル増床した。テナントは新規オープンの18店舗を含む152店舗が入居している。
リニューアルで力を入れたのが、化粧品売り場に登場したコスメ店の「ミュゼ・ド・ラボーテ」。スキンケア、メイクアップ、ライフスタイルの3ゾーンで店内を構成し、「ジョンマスターオーガニック」、「メイベリンニューヨーク」、「エスティローダー」など約80のブランドをそろえた。
リニューアル前はブランドごとに店舗を出していたが、大型店舗の中に集約し、大衆品から高級品までを一堂に集めた。売り場面積はリニューアル前の約250平方メートルから約850平方メートルに広げている。
もう1つの目玉が売り場面積約780平方メートルの食品売り場。ケーキやカフェの「トップスカフェ」、弁当や総菜の「イーション」、バームクーヘンの「ユーハイム」、天ぷらの「銀座ハゲ天」など11のブランドが新登場した。
酒売り場には全国100以上の蔵元から日本酒や焼酎を仕入れているセレクトショップの「KISSYO SELECT」がオープン、神奈川県で初となるコインを入れると時季に応じた酒を楽しめるテイスティングマシンが登場した。
西武東戸塚SCは西武東戸塚店として1999年に開店。イオンスタイル東戸塚とともに、商業施設「オーロラシティ」の核店舗となってきたが、リニューアルを前に3月、店名を変更していた。(記事:高田泰・記事一覧を見る)