ショッピングシティ有明ガーデン、6月17日開業へ 新型コロナで延期から
2020年6月5日 12:08
新型コロナウイルスの感染拡大で4月の開業を延期していた東京都江東区有明の大規模商業施設「ショッピングシティ有明ガーデン」が、17日にオープンすることが決まった。大規模複合開発「有明ガーデン」の中核施設で、有明ガーデン全体のグランドオープンは8月1日を予定している。
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有明ガーデンは開発面積10.7ヘクタール。住友不動産が進める東京都内最大の複合開発プロジェクトで、臨海副都心の国際観光拠点と位置づけられ、「有明四季劇場」など多彩なイベント施設や8,000人収容の劇場型ホール、スポーツ施設、商業施設、総客室数749室のホテル、総戸数1,539戸のトリプルタワーマンションなどで構成される。
このうち、中核施設となるショッピングシティ有明ガーデンは5階建てで、飲食、物販、各種サービスなど200以上の店が入る。1階はタワーマンション居住者ら地域の人向けの店舗、2階は観光客ら来訪者向けの店舗を集める。3階はアウトドア、スポーツ用品、生活雑貨など、4階は180平方メートルの子どもの遊び場を中心にキッズ用品、5階はレストランや大型フードコートとなる。
17日はショッピングシティ有明ガーデンに加え、劇場型ホールと国際会議場が一体となった「東京ガーデンシアター」、温浴施設の「泉天空の湯有明ガーデン」がオープンする。ホテルの「ヴィラフォンテーヌグランド東京有明」、「スポーツエンターテイメント広場」、「有明ガーデンパーク」は8月1日に開業を予定している。劇団四季専用の有明四季劇場のオープンは2021年になる見込み。
タワーマンションの「シティタワーズ東京ベイ」は2月から入居が始まっている。認定こども園の「武蔵野大学付属有明こども園」は4月から運営を開始した。(記事:高田泰・記事一覧を見る)