経産省、住所の正規化などを行えるコンポーネントを公開
2020年6月3日 07:42
経済産業省が、法人番号や法人名から企業等の活動情報を検索できる「gBizINFO」サイトで、住所変換や法人種別名の抽出、全角-半角統一などのコンポーネントを含むIMIコンポーネントツールを公開した(Geolonia developer's blog)。
IMI(Infrastructure for Multilayer Interoperability、情報共有基盤)は、電子行政分野に向けてデータに用いる文字や用語を共通化するための技術基盤。今回公開されたコンポーネントツールには住所変換や法人種別名の抽出、全角-半角統一、データバリデーションなどを行うコンポーネントなどを含む「WebAPIコンポーネントと仕様書」、gBizINFOで使用されている語彙を含む「gBizINFO用応用語彙」、gBizINFO全体のデータモデルを定義した「gBizINFO対応DMD」の3つが含まれている。
提供されているコンポーネントはNode.jsで利用できるパッケージとして提供されており、ドキュメントやサンプルコードも含まれている。ライセンスについては明記されていないが、含まれるpackage.jsonファイルによるとMIT Licenseとなっているようだ。