Rustが5年連続で最も愛されているプログラミング言語に Stack Overflow調査
2020年5月31日 07:56
Stack Overflowの2020年版Developer Surveyで、Rustが5年連続で最も愛されているプログラミング言語となっている(Most Loved, Dreaded, and Wanted Languages、 The Registerの記事)。
この調査項目は回答者が現在使用しているプログラミング言語/テクノロジーについて、今後も使い続けたいかどうかを尋ねるもので、回答者全体から高い支持を受けたというわけではない。そのため、現在使用しているプログラミング/スクリプティング/マークアップ言語を尋ねる調査項目(該当言語をすべて選択)でRustを選んだ回答者は57,378人中5.1%に過ぎないのだが、その86.1%が今後も使い続けたいと答えている。2位は昨年の調査で3位だったTypeScript(67.1%)、3位は昨年2位だったPython(66.7%)と順位が入れ替わっている。 一方、最も嫌われているプログラミング言語の1位と2位は昨年に引き続きVBA(80.4%)とObjective-C(76.6%)。昨年どのランキングにも入っていなかったPerl(71.4%)が3位に入り、昨年3位のAssembly(70.6%)は4位となっている。なお、現在使用していないが今後使いたいプログラミング言語ではPython(30.0%)が2位以下に大差をつけて1位となっており、以下JavaScript(18.5%)、Go(17.9%)、TypeScript(17.0%)、Rust(14.6%)が続く。1位~4位の順位は昨年と変わらないが、Rustは昨年の6位から5位に上昇、Kotlin(12.6%)が6位に後退した。
ちなみに、上述の現在使用している言語ではJavaScript(67.7%)が7年連続1位となっており、以下HTML/CSS(63.1%)、SQL(54.7%)、Python(44.1%)、Java(40.2%)が続く。スラドの皆さんはいかがだろうか。