マザーズ指数は大幅続伸、バイオや遠隔医療関連を中心に物色活発/マザーズ市況
2020年5月18日 16:15
*16:15JST マザーズ指数は大幅続伸、バイオや遠隔医療関連を中心に物色活発
本日のマザーズ指数は大幅続伸となった。米株高の流れもあり、新興・主力市場ともに買いが先行。マザーズ指数も同様に上昇して始まると、その後も終日強い値動きで5月8日高値(869.89pt)を捉え、873.14ptまで上昇して取引を終えている。なお、マザーズ指数は大幅続伸、売買代金は概算で1884.94億円。騰落数は、値上がり204銘柄、値下がり110銘柄、変わらず6銘柄となった。
個別では、アンジェス<4563>がマザーズ売買代金トップにランクイン。第1四半期(IFRS)の営業利益が前年同期比65.9%増の4.16億円となったGNI<2160>、20年12月期の第1四半期が大幅増収スタートとなったカイオム<4583>、そーせい<4565>などバイオ株の一角の上昇が目立った。また、メドレー<4480>、メドピア<6095>、JMDC<4483>など遠隔医療関連への物色も。21年3月期の大幅増収増益見通しが評価されたNexTone<7094>、20年12月期第1四半期の営業損益が0.28億円の赤字(前年同期は2.03億円の赤字)で着地したBASE<4477>なども大きく上昇。その他、弁護士ドットコム<6027>、PKSHA<3993>、UUUM<3990>などが買われた。一方、21年3月期の営業利益見通しが市場の想定に届かずミクシィ<2121>が売られた他、同じく決算を発表したサイバーセキュリティクラウド<4493>も下落した。その他、Aiming<3911>、フリー<4478>、Amazia<4424>などが売られた。《FA》