英語で正しく挨拶できる? ビジネスシーンで恥をかかない挨拶表現とは
2020年5月17日 07:17
あなたは英語で正しく挨拶ができるだろうか?
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日本語であっても、ビジネスシーンで初めて会う相手には、どうやって話をしたらいいか悩んでしまうもの。ましてや英語でとなると、苦手な人にとってはまるで拷問のような気分かもしれない。
しかしじつはパターンさえつかめば、英語の挨拶はそんなに難しいものではないのだ。
■英語で挨拶する際のポイントとは
具体的な挨拶フレーズを紹介する前に、まずは英語で挨拶する際のポイントをいくつか説明しておきたい。
挨拶のフレーズを覚えるよりも、世界のスタンダードな挨拶のマナーを知っておく方が何十倍も大切だ。
●相手の目を見て、握手を交わす
昨今のコロナウイルスにより、欧米でも相手と接触することを避けるようになってはいるが、ビジネスの基本が握手であることに変わりはない。
また相手が女性の場合、「女性から手を差し出されたとき以外は握手を求めない」ということを知っておこう。
●相手に近づきすぎない
日本とは違い、海外には様々な人種や価値観が集まった国が多い。だから相手をよく知らないうちは、相手との距離をとても気にする。
満員電車や居酒屋など、狭い空間で密集していることに慣れている日本人は、無意識のうちに外国人が不快に感じる距離へ接近している可能性がある。十分に気をつけよう。
■初対面のときに使える挨拶フレーズ
挨拶といっても本当にいろいろなパターンがあるので、ここではビジネスシーンで初めて相手に会う場合の例をご紹介する。
●1.名前+部署(役職)
Hi! I'm Taro Yamada from ABC company.
「こんにちは、山田太郎です。ABCカンパニーから来ました」
Hello! I'm Taro Yamada,HR Division Manager of ABC company.
「こんにちは。ABCカンパニー人事部長の山田太郎です」
上記のように、自分の名前と会社名、必要に応じて役職(部署)を入れるのがもっともオーソドックスだ。
●2.会えて嬉しい気持ちを伝える
名前や役職を伝えたあとに、必ず会えて嬉しい感謝の気持ちを伝えよう。
(It's)Nice to meet you. /(It's)pleasure to meet you.
「お会いできて嬉しいです」
また、最初に「Allow me to introduce myself」(自己紹介させてください)などの枕詞をつけると、より丁寧なコミュニケーションになる。
●3.今回の目的を告げる
Today,I'd like to talk to you about our upcoming event.
「今日は私たちが今度おこなうイベントについてお話させてください」のように、目的を明確に伝えることも重要だ。
上記はあくまでもひとつの例だが、内容自体は、基本的に日本語とほとんど変わらないことに気づくはずだ。挨拶の仕方はパターンを覚えるだけで十分。それよりも相手を不快にさせない態度を心がけよう。
今日紹介したフレーズ以外にも、それこそ無限に挨拶のパターンはある。今日のフレーズを基に、いろいろな挨拶パターンを身につけていただければ幸いだ。(記事:長谷川カオル・記事一覧を見る)