30代で投資デビュー! 負けないためのルール3つ

2020年5月8日 18:21

■30代から投資を始める「負けられない」人へ

 30歳を超えた貴方は既に家庭を持っているかもしれない。子どもの教育費に今から頭を悩ませている人もいるだろう。ましてや今は新型コロナウイルスの感染拡大終息がまだ見えない状況。勤め先の業績が下がり、給与やボーナスが減って将来への不安を抱えている人も多いだろう。

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 この記事は「将来のためにも、そろそろ投資を始めてみようかな・・・」そんな投資初心者に贈るものである。30代にもなれば、投資に対して常に考えるのが「リスク」であろう。そのリスクを少しでも減らし、投資で”負けられない”貴方が守るべきルールをご紹介する。そのルールはたった3つだ。

■ルール1 「インデックスファンド」を毎月積み立てる

 インデックス運用とは何か?早くも難しい単語が出てきてウンザリされているかもしれないが、知っておいて損はないのでぜひ知ってほしい。

 インデックスファンドとは、日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)などの指数に連動して値動きするように運用されるファンド(投資信託)のことである。いわば市場の”平均点”に投資をすることに等しい。

 なぜインデックスファンドなのか?それは”分散投資”によって”リスク分散”がなされているからだ。例えば日経平均株価は東証1部上場銘柄の中から選定された225銘柄の平均株価であり、日経平均株価に連動するインデックスファンドを購入することは、225銘柄にまとめて投資することに等しいのだ。

 これから投資を始める人には、日経平均株価やTOPIX連動型のインデックスファンドを毎月一定額積み立てることを推奨したい。リスク分散もされ、運用コストも低いからだ。これらインデックスファンドはネット証券会社であれば100円以上1円単位から積立購入可能である。少額から投資可能である点も、インデックスファンドを推奨する理由の1つである。

■ルール2 投資は長期的に!複利効果を得よう

 インデックスファンドは日経平均株価などに目標とする指数(ベンチマーク)に連動する。よってファンドの価格(一口あたりの価格。以下、基準価額)も上下する。その基準価額の上下に一喜一憂してはならない。インデックスファンドに投資するならば”長期投資”でなければならない。

 長期投資であれば複利効果を得ることができるからだ。多くのインデックスファンドは、発生する分配金(株式投資の配当金と同義)を自動的に再投資してくれる。よって投資元本が増加し、連動する指数が成長すれば翌年のリターンはさらに大きくなっていく。これが複利効果である。

■ルール3 買った後はほったらかし!”気絶投資”で心に余裕を持とう

 インデックスファンドを買った後は、年1回だけ状況をチェックすれば良い。

 株式市場に連動して基準価額は日々上下するが、それに一喜一憂してはならない。例えば現在のように株価が低迷している場合、恐怖に駆られてインデックスファンドを売却してしまうと上述の複利効果を得ることができなくなる。また日々基準価額を気にすることは精神衛生上もよろしくない。

 インデックスファンドの毎月積立購入の設定をしたら、後は何も気にせず放置しておくと良い。いわば”気絶投資”である。インデックスファンドの基準価額など年1回のチェックで十分だ。心の余裕を持つことは、正しい投資判断にも繋がる。

 以上3つのルールを守るだけで、投資で負けるリスクは大幅に下げることができる。30代でこれから投資を始める貴方。インデックスファンドの毎月積立を試してみては如何だろうか。

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