Apple、iPhone SE(第2世代)用のiOS 13.4.1をリリース

2020年5月1日 07:27

 Appleは、iPhone SE(第2世代)のApple Storeにおける発売の前日、4月23日(現地時間)に同機種用のiOS13.4.1をリリースした。

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 iOS 13.4.1自体は、4月7日(現地時間)にiPhone 6s以降の機種用としてリリースされていたものと同等。内容はバグフィックスを中心としたもので、リリース当初からCVEの公開エントリーは無しとなっており、セキュリティーに関連したアップデートは含まれていないものと見られる。

 iPhone SE(第2世代)は、廉価版ながらiPhone 11 Proと同じA13 Bionicチップを搭載し、ホームボタンの復活など、以前からのiPhoneファンには話題の機種となっている。Apple Storeでは4月24日に発売され、発売当初に搭載されているOSのバージョンは、購入者によれば13.4となっているようだ。

 気になるアップデート内容だが、4月7日に公開された13.4.1のリリースノートでは、

 ・iOS 9.3.6以前やOS X El Capitan 10.11.6以前の古いバージョンのOSを搭載した機器で作成したFaceTimeのチャットに、iOS13.4を搭載したiPhoneやiPadから参加できない問題

 ・iOS 13.4のホーム画面の「設定」で、AppのクイックアクションメニューからBluetoothを選択しても反応しない問題

 に対応している。

 なお、ドコモ、au、ソフトバンクのキャリア3社では、緊急事態宣言をうけて、同機の発売を5月11日としている。現在は各社とも予約受付中であるが、緊急事態宣言の行方によっては、さらに延期となる可能性もある。

 Apple Storeは新型コロナウイルス禍の影響から、店頭での受け渡しには対応しておらず、公式サイトによれば、現在5月13日~20日が到着日となっている。

 キャリア各社の発売日やAppleの納品状況から見れば、納品開始時点ではiOS 13.4のまま出荷される公算が高いため、購入者はOSのバージョンを確認後、必要に応じてアップデートを適用することになる。

 なお、iOS 13.4.1へのアップデートは「設定」メニュー「一般」の「ソフトウェア・アップデート」から手動で行うことになるため、十分に充電をすませた状態で作業を行う必要があることに注意したい。(記事:kurishobo・記事一覧を見る

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