ALiNKインターネットは反発の動き
2020年4月28日 08:25
ALiNKインターネット<7077>(東マ)は、天気予報専門サイト「tenki.jp」運営を主力としている。21年2月期増収増益予想である。新型コロナウイルス感染症拡大と緊急事態宣言による業績への直接的な影響は限定的だろう。収益拡大を期待したい。株価は下値を切り上げて反発の動きを強めている。出直りを期待したい。
■天気予報専門サイトを運営
19年12月東証マザーズに新規上場した。天気予報・防災情報・季節情報を配信する天気予報専門メディアで、天気予報専門サイト「tenki.jp」運営(日本気象協会と共同運営)を主力としている。20年2月期実績は約48億PVだった。収入は運用型広告が9割以上を占める。
■21年2月期増収増益予想
21年2月期の業績(非連結)予想は、売上高が20年2月期比7.5%増の7億99百万円、営業利益が7.7%増の3億77百万円、経常利益が11.9%増の3億66百万円、純利益が24.9%増の2億81百万円としている。
気象リスクへの関心の高まりなどでPV数が順調に伸長する見込みだ。新型コロナウイルス感染症拡大と緊急事態宣言による業績への直接的な影響は限定的だろう。収益拡大を期待したい。
■株価は反発の動き
株価は3月の安値圏から下値を切り上げて反発の動きを強めている。IPO後の落ち着きどころを探る段階だが、売り一巡して出直りを期待したい。4月27日の終値は1958円、時価総額は約41億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)