Windows 10 バージョン2004 「May 2020 Update」完成
2020年4月19日 17:41
Microsoftは16日、Windows 10 Insider Preview ビルド19041.207(20H1、バージョン2004)をRelease Previewリングにリリースした(Windows Experience Blogの記事)。
ビルド19041.207(KB4550936)は14日にスローリングへの提供が始まっていたが、20H1ビルドがRelease Previewリングに提供されるのは初めてだ。Microsoftでは本ビルドをWindows 10 May 2020 Updateのファイナルビルドと位置づけており、今後は月例更新で改善を続けていくそうだ。一般提供開始の時期は明らかにされていないが、早くても5月まではリリースされないとみられる。そのため、一般提供開始時にはビルド19041.207よりも新しいビルドになっている可能性もある。
May 2020 Updateの主な新機能としては、Windows Subsystem for Linux (WSL) 2やクラウドからのシステム再インストール、再起動前に実行していたアプリの復元、タスクマネージャーの「パフォーマンス」タブでのディスク種別表示やGPU温度表示など。20H1ビルドは1年以上前からテストされていたこともあり、細かい新機能や改善が多数含まれている。
なお、本ビルドは当初Release Previewリングの一部にのみ自動更新で提供されるため、早く入手したい場合は更新プログラムのチェックを実行する必要があるとのこと。