NEXCO各社、高速SA/PAで営業時間短縮や休止 情報は毎日更新
2020年4月17日 13:07
新型コロナウィルス感染拡大防止のため、NEXCOグループ3社は、管理するサービスエリアやパーキングエリアの一部商業施設において、営業時短縮や営業休止を行っている。これは各都府県からの要請に基づくもので、その状況は毎日更新されている。
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緊急事態宣言が出され、外出を控えている人が多いだろう。それでも仕事などで、どうしても高速道路を使い、遠出をしなければならない人もいる。例えば、トラックドライバーなどは、毎日のように高速道路を使用しなければならない運行経路もある。
高速道路を毎日利用している場合は、サービスエリアなどの情報もいち早く知ることができるだろうが、一般のドライバーでは、高速道路情報を常に集めている人はほとんどいないはずだ。
今回の緊急事態宣言を受けた休業要請もあり、高速道路では、多くのサービスエリアやパーキングエリアの商業施設が、営業時間短縮や営業中止を行っている。例えば、NEXCO東日本であれば、関越道の高坂SAの上下線、NEXCO中日本は、中央自動車道の談合坂SA上下線、NEXCO西日本は中国道の小谷SAの上下線で、多くの商業施設が営業中止措置をとっている。
一般の人でも急な外出が発生し、しかも高速道路を使わなければならないことも起きうるだろう。いつものように高速道路を使い、サービスエリアやパーキングエリアで食事休憩をとろうとしても営業していない可能性がある。事前に営業情報を公式ホームページで確認したとしても、予告なく変更される可能性もあると記載されているため、絶対営業しているとは言い切れない。
そこで、どうしても高速道路を使い遠出をする必要があるなら、食事はお弁当を持参し、飲み物もマグボトルなどを数本用意するなど、外出先で調達する必要がない万全の態勢で出かけたほうが無難である。現在の高速道路上での休憩は、最小限のトイレだけと考えたほうが安全だろう。(記事:小泉嘉史・記事一覧を見る)