WHO、新型コロナに対するデマを否定するページを公開中

2020年4月13日 20:53

 先日、英国で5Gの電波塔がコロナウイルス感染拡大につながっているとのデマが広まるという話があった。これ以外にも新型コロナウイルス関連のデマは複数あるが、こうしたデマの広がりを受けて世界保健機関(WHO)が「Coronavirus disease (COVID-19) advice for the public: Myth busters」としてデマを否定するページを公開している(ケータイWatch)。

 ここで否定されているデマとしては次のようなものがあるようだ。

 5G通信網によって感染が広まる   太陽の光を浴びたり、摂氏25度以上の環境にいることで感染を防げる   新型コロナウイルスに一度感染したらそのウイルスは一生体内に残る   咳をしたり不快感を感じることなしに10秒以上息を止められば新型コロナウイルスには感染していない   アルコールを摂取することで新型コロナウイルスから身を守ることができる   高温・高湿の環境下では感染は広まらない   低い気温や雪でウイルスが死ぬ   熱いお湯に浸かることで感染を防げる   蚊に刺されることで感染する   ハンドドライヤーでウイルスを殺せる   紫外線消毒装置が有効   体温測定が新型コロナウイルス細作に効果的   消毒薬を全身にスプレーすることでウイルスを殺せる   既存の肺炎ワクチンやインフルエンザワクチンが新型コロナウイルスに有効   塩水で鼻を定期的に洗うことで感染を防げる   にんにくを食べることで感染を防げる   新型コロナウイルスは老人のみで発症する   抗生物質の使用で感染を防げる   新型コロナウイルスに有効な薬が存在する なお、紫外線消毒装置については皮膚に疾患が発生する可能性があるため使用すべきではないとし、また体温測定については、COVID-19は2〜10日ほどの潜伏期間の間は症状が出ないことから、体温を測定するだけでは感染を判断できないとしている。

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