Widnows版Firefox 75、タスクスケジューラにテレメトリーデータ送信タスクを追加
2020年4月11日 19:30
Mozillaが先日リリースしたFirefox 75のWindows版をインストールすると、タスクスケジューラにテレメトリーデータ送信タスクが追加される(Data@Mozillaの記事、 Ghacksの記事)。
このタスクは以前および現在の既定のWebブラウザーの設定に関する情報を収集し、OSのシステムロケールやバージョンとともにMozillaへ1日1回送信するものだ。Firefoxのユーザープロファイルごとのデータ収集とは別に実行され、両者を関連付けることはできないようになっているという。データ収集の目的は、既定のWebブラウザーのトレンドを知ることでFirefoxの改善に役立てるためとのことだが、頻繁に変更する設定ではないので毎日送信する理由は不明だ。
なお、直近に使用されたユーザープロファイルのデータ収集設定(Firefoxのオプション→プライバシーとセキュリティ→Firefoxのデータ収集と利用について)でのオプトアウトを(タスクでも)尊重すると説明されているが、オプトアウトしていてもタスクは作成されており、実行もされるようだ。ただし、タスクはFirefox自体の動作とは関係ないため、削除してしまっても問題ないと思われる。