政府の新型コロナ緊急事態宣言受け、百貨店・量販店が相次いで臨時休業へ
2020年4月8日 07:02
安倍晋三首相が7日、新型コロナウイルス感染症の拡大により緊急事態宣言を出したことを受け、大手百貨店や量販店が相次いで臨時休業に入る方針を明らかにした。東京都は百貨店や量販店に休業要請を出す意向だが、要請内容について国と調整がつかず、対応をいったん先送りした。
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三越伊勢丹ホールディングスは東京都の三越日本橋本店、三越銀座店、三越恵比寿店、伊勢丹新宿本店、伊勢丹立川店、埼玉県の伊勢丹浦和店の百貨店6店と小型店全店を8日から緊急事態宣言が解除されるまで臨時休業とする。三越と伊勢丹のオンラインショップも8日から一部を除いて営業を中止する。
高島屋は大阪市の大阪店、東京都の日本橋高島屋SC、横浜市の横浜店など12店を8日から当分の間、食料品フロアを除いて臨時休業にする。福岡市の博多リバレインモールbyTAKASHIMAYAも当面、休業に入る。
大丸松坂屋百貨店は大阪市の大丸心斎橋店、大丸梅田店、東京都の松坂屋上野店など7店を8日から当分の間、臨時休業とするのをはじめ、大阪府の松坂屋高槻店、神戸市の大丸須磨店は食料品売り場のみの営業とする。
小田急百貨店は東京都の新宿店、町田店を8日から5月6日まで食料品売り場を除いて臨時休業する。土曜日、日曜日、祝日は食料品売り場も休む。
丸井は8日から東京都のマルイ新宿本館、渋谷マルイ、大阪市のなんばマルイ、神戸市の神戸マルイなど18館が臨時休業に入る。東京都の北千住マルイなど首都圏8店は食料品だけ営業する。
ルミネは東京都のルミネ新宿、ルミネ池袋など5店が8日から臨時休業に入る。埼玉県のルミネ大宮などその他の店舗も生鮮食料品売り場以外は休業する。(記事:高田泰・記事一覧を見る)