福岡ビル&天神コア&天神ビブレが大規模再開発で一体化、2024年夏に大型商業施設が誕生へ
2020年3月17日 07:15
大規模再開発プロジェクト「天神ビッグバン」の一環として、(仮称)天神一丁目11番街区開発プロジェクトが実施される。2019年5月に解体された福岡ビルに続き、隣接する天神コアビルと天神第一名店ビルも2020年4月以降解体。建て替えにより、3つが一体化した大型商業施設として2024年夏のオープンを目指す。
■「天神ビッグバン」とは?
「天神ビッグバン」は、福岡市が進めている天神エリアの大規模再開発プロジェクト。現在は、「旧⼤名⼩学校跡地活⽤事業」で建設される新高層ビル内への「ザ・リッツ・カールトン」開業などが発表されており、日を増すごとに注目度も上がっている。
■福ビル×天神コア×天神ビブレが一体化へ
同じく注目度の高い再開発が、(仮称)天神一丁目11番街区開発プロジェクトだ。これは、長く愛されてきた福ビルこと福岡ビル、天神コアビル、そして天神ビブレのある天神第一名店ビルの3つのビルを一体化し、大型商業施設として生まれ変わらせるというもの。福岡ビルはすでに閉店しており、天神ビブレも2020年2月11日(火)で閉館を迎えた。そして、天神コアもそれに次ぐようにして3月31日(火)の閉館を予定している。
新たに生まれ変わるビルは、地上19階、塔屋1階、地下4階。地下3階から4階までを駐車場、地下2階から地上4階までを商業店舗、地上5階から6階までをスカイロビー、7階から17階とオフィスと設備フロア、そして18階・19階を50室を有するホテルで構成する見込みとなっている。
なお、イオンモールの出店は決定しており、地下階一部に飲食ゾーンおよび「ヘルス&ウエルネス」をコンセプトとしたスーパーマーケットを含む食物販ゾーンを展開する予定だ。
■概要
(仮称)天神一丁目11番街区開発プロジェクト
竣工予定時期:2024年3月
開業予定時期:2024年夏
住所:福岡市中央区天神一丁目11番
敷地面積:約8,600㎡(約2,600坪)
延床面積:約138,000㎡(約41,000坪)
階数:地上19階、塔屋1階、地下4階
建物高さ:約96m
用途:商業、オフィス、ホテル、カンファレンス 他