新型コロナを乗り切って資産を増やすチャンスに

2020年3月11日 11:40

 今や中国やアジアのみならず、世界的に新型コロナが流行して経済が落ち込んでいる。しかし今こそが資産を増やすチャンスなのだ。中には、投資を始めたが株価が冷え込んで撤退した、という人もいるだろう。ここで投資を辞めずに、どの投資を選んで続けていくかがポイントである。

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■「積み立て投資」

 選ぶのは「積み立て投資」である。個別株やFXなど、大きく値を動かす投資ではないため、利益が少ないと思う人もいるだろう。

 「積み立て投資」は投信を毎月こつこつと買い込むことによって、資産を増やす投資方法。買い方は、高い時は少量、安い時は多めに。安い時に投信を多く購入することで、価値が上がった時に資産が増えるという寸法だ。

■景気が落ち込んでる現在

 今は景気が後退している。そんな時は、株価が安い時期に積み立てを行うことが効果的だ。同じ投資でも、この時期は特定の国や株などは向いていない。特定の物を選ぶと、分散することができずリスクを分けられないのだ。では何を選べばいいのだろうか。

■株指数連動投信

 株の指数に連動する投信をこつこつ買うことがポイント。世界情勢が復活すれば価値も上がる傾向にある。海外や国内などの分散した投信を買えば、新型ウイルスがおさまったころに価格も落ち着いてくると考えられる。

 経済が落ち込んでも、こつこつと投信を積み立て、投資をすることがおすすめだ。

■買い物かごがあなたの資産

 景気が悪くなっている時に、投信を買い続けると、安い買い物がたくさんできる。投信を入れた買い物かごはいっぱいになることだろう。一番高値だった時に比べて低い価格だったとしても、たくさん買った結果資産は増えるのだ。

■景気には波がある

 オイルショック、バブル崩壊、リーマンショック…。新型コロナウイルスだけでなく、世界規模で景気はよくなったり悪くなったりする。景気が悪い時を賢く乗り越えるのが、資産を増やす道だ。怖がらなくていい。不安にならなくていい。落ち着いて投資をしていれば、資産はゆっくりと増えていくだろう。

 「積み立て投資」は、年が若ければ若いほど効果のある投資である。少ない金額から始めることも可能だ。毎月の生活費から、ペットボトルのお茶を水筒で代用してみるなどしてお金を準備してみては?お金を増やすために、時間が最大の味方になるだろう。

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