Microsoft、Shift_JISや外字からUnicodeへの移行を呼びかけ
2020年3月6日 22:59
Microsoftが、外字の利用を止めることを推奨するブログ記事を公開している(窓の杜)。
Microsoftが収集したWindows診断データによると、日本では突出して外字の使用頻度が高いという。この背景には、Windowsにおいては長らく日本語の文字コードとしてShift-JISが使われており、Shift-JISで表現できない文字を外字として登録して使っている、ということがあるようだ。一方で現在のWindowsはUnicodeをサポートしており、Unicodeを利用することで「外字でなければ表示できない文字」はほぼなくなるという。
ただ、たとえばVisual Basic 6で開発されたアプリケーションなど、現在でもUnicodeに対応していない古いアプリケーションが稼働している場合もある。そのためMicrosoftはこうしたシステムを段階的に移行していくことを推奨している。