おでんの祭典「静岡おでん祭2020」静岡市役所前で開催 全国のご当地おでん屋台集結

2020年2月17日 18:05

 日本最大級のおでんの祭典「静岡おでん祭2020」が、2020年3月13日(金)から15日(日)までの3日間、静岡市役所前の青葉シンボルロードにて開催される。

■日本最大級のおでんの祭典「静岡おでん祭」

 地域の風土を色濃く反映した“ご当地おでん”を通した地域の食文化の紹介を目的にスタートした「静岡おでん祭」は、会期中に20万人以上を動員する人気のグルメイベント。開催14回目を迎える今回も全国10地域から30以上の屋台が出店し、各店自慢のご当地おでんを販売する。

■地元静岡の「静岡おでん」

 数あるご当地おでんの中でも特に注目したいのは、やはり地元静岡の「静岡おでん」だろう。時は大正時代、当時廃棄処分されていた牛すじや豚モツを煮込み料理の材料としたことをルーツとする「静岡おでん」は、黒はんぺんが入った真っ黒なスープと、食べる直前にかけるダシ粉が最大の特長だ。「桜えび巾着」や「生わかめ」など、各店オリジナルの具にも注目してほしい。

■個性豊かなご当地おでんの数々を食べ比べ

 そのほか、しょうが醤油をたっぷりと付けていただく「姫路おでん」、鯖きんちゃくの入った福井・小浜市の「若狭おばま鯖おでん」、宮城ならではの牛タンつくねが味わえる「石巻 絆おでん」、富山県の郷土料理で味噌田楽の一種「あんばやし」が入った富山県「富山おでん」など、様々なおでんが集結。会場では是非複数の屋台をハシゴして、それぞれ個性豊かなご当地おでんを食べ比べてみてはいかがだろう。

■開催概要

 「静岡おでん祭2020」
開催日時:
・2020年3月13日(金) 16:00〜21:00(一部19:00に閉店)
・2020年3月14日(土) 10:00〜21:00(一部19:00に閉店)
・2020年3月15日(日) 10:00〜18:00
会場:静岡市葵区役所前 青葉シンボルロード(静岡市葵区追手町5-1 静岡市葵区役所前)
アクセス:
・JR静岡駅から徒歩約10分
・静鉄電車「新静岡駅」から徒歩約7分
・しずてつジャストラインバス「県庁・静岡市役所葵区役所」下車徒歩約3分
入場料金:無料 ※但し、商品購入代は必要。

<ご当地おでん一覧>
1.静岡おでん(静岡市)
黒いスープに「黒はんぺん」と「牛すじ」。全ての具材が串に刺さっているのも特長。味の決め手は青のりとだし粉。
2.青森生姜味噌おでん(青森県)
冬の厳しい寒さで冷える体を温めるため、味噌に生姜をすりおろして入れたおでん。
3.陸前高田 漁師のおでん(岩手県)
陸前高田の漁師オリジナルの「ホタテ巾着」が看板メニュー。三陸海岸の海の幸がつまったおでん。
4.石巻 絆おでん(宮城県)
「牛タンつくね」、石巻発祥「ぼたん焼ちくわ」、サメ肉入りの「フカフカ団子」など、地元の味が楽しめるおでん。
5.東京・北区おでん(東京都北区)
東京下町のソウルフード「ちくわぶ」や地元業者の手作り練り物が入った下町の味。
6.信州ネギだれおでん(長野県)
しょうゆベースで刻んだネギに、さとう、酒などを入れて味付けしたネギだれを合わせた信州おでん。
7.豊橋おでん(愛知県豊橋市)
創業190年以上の老舗ヤマサちくわが作る個性派おでん。
8.若狭おばま鯖おでん(福井県小浜市)
鯖しょうゆを使ったダシに「鯖きんちゃく」と2品以上の地元食材を入れたおでん。
9.富山おでん(富山県)
富山県の郷土料理で味噌田楽の一種「あんばやし」が入ったおでん。
10.姫路おでん(兵庫県姫路市)
しょうが醤油をたっぷりとつけて食べるおでん。

【問い合わせ先】
静岡おでん祭実行委員会
TEL:070-4170-0711

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