紀平梨花、自己ベストで大会連覇 四大陸フィギュア女子
2020年2月8日 23:09
8日、韓国・ソウルでフィギュアスケート四大陸選手権女子フリーが行われ、紀平梨花が大会連覇を果たした。紀平は、6日のショートプログラム(SP)を81.18点の首位でスタート、フリーも151.16点の最高点を叩き出し、トータル232.34点で優勝した。
強豪ロシア勢が出場しない今大会でしっかり連覇を果たしたことで、3月のカナダ・モントリオールで行われる世界選手権での表彰台が期待される。
紀平は演技冒頭のジャンプが回転不足となるが、トリプルアクセル、トリプルトゥループのコンビネーションなど、4回転ジャンプは回避しながらも完璧にこなし、SPに続いて圧巻の演技を見せた。
SP3位の15歳、ユ・ヨン(韓国)が地元の大声援の中、フリーで149.68点と得点を伸ばして、トータル223.23点で逆転での2位に入った。SP2位のブラディー・テネル(米国)は、フリー147.04点、トータル222.97点で3位に終わった。
SP5位の樋口新葉は、フリーでは冒頭のジャンプの転倒が響くも134.51点を出し、トータル207.46点で4位に入った。SP4位の坂本花織は、フリーでは4回転にチャレンジするも成功せず、最後まで小さなミスも重なり129.72点と伸ばせず、トータル202.79点で5位だった。