3Dプリンター銃の規制緩和に異議、ワシントン州ら20州が提訴へ
2020年2月1日 08:43
Anonymous Coward曰く、
米国20州の州検事総長とコロンビア特別区は木曜日、3Dプリント銃の設計図をオンラインで共有することを許可する規則に関して異議を申し立てた。トランプ政権は、3Dプリント銃の設計図をインターネット上に公開できるように法律を改正しようとしている。
州検事総長連合を率いるニューヨーク州検事総長ティシュ・ジェームズ氏は、銃の設計図が公開されることで、誰もが登録が困難な銃器を作成できると主張した。今回の訴訟により、一時沈静化していた3Dプリント銃器の使用をめぐる議論が再燃する可能性が高まってきた。
データ公開の支持者は、資料を公開できる憲法上の権利があると主張する。批評家は、銃の設計図をオンラインで公開し、簡単にアクセスできるようにすると法的に銃の所有が禁止されている犯罪者の手に武器が渡り、犯罪が増加すると反論している(abc7ny.com、MIT Tech Review、Slashdot)。