過剰なデータ収集行為指摘のAvast/AVG拡張機能、Chromeウェブストアから一時削除
2019年12月24日 20:49
headless曰く、
必要以上のデータを収集しているとAdblock Plus開発者のWladimir Palant氏によって指摘されてたAvast/AVGのWebブラウザ拡張機能がChromeウェブストアから一時削除され、数日で復活したようだ(Android Police、Softpedia)。
同拡張のFirefox版は12月初めにaddons.mozilla.org(AMO)から削除されたが、現在は復活している。Chrome版については先週になってAVG Online Securityを除くAvast/AVGの拡張機能がChromeウェブストアから削除されたと報じられたが、週末までに復活した。ただし、AVG SafePriceは削除されたまま(追記: 現在は復活している)のようだ。
Avastによれば、拡張機能で収集するユーザーデータを制限し、プライバシーポリシーに記載するなどの変更を行ったという。その結果、Chromeウェブストアで拡張機能が復活したほか、AMOでは17日時点で復活していたとのこと。
なお、Avast CEOのOndrej Vlcek氏は収集したデータを匿名化して販売していたとForbesに語っており、Softpediaではデータの販売でAvastが昨年得た収入を4,050万ドルと試算している。