商業施設「イーアス沖縄豊崎」、155店が出店 水族館に沖縄初のロフトも
2019年12月8日 19:52
大和ハウス工業が2020年4月の開業を目指して沖縄県豊見城市豊崎で整備を進めている商業施設の「イーアス沖縄豊崎」に、「ロフト」など155店が出店することが決まった。最新の映像表現と空間演出を駆使した「DMMかりゆし水族館」を併設、市民と観光客の双方が楽しめる大型商業施設とする。
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イーアス沖縄豊崎は約7万1,000平方メートルの広大な敷地に、アウトレットモールのような開放的な施設を建設する。延べ床面積は約13万5,000平方メートルで、うち売り場面積は約4万8,000平方メートル。アミューズメント、エモーショナル、デイリー、アクティビティの4つの観点からトキ・エモ・モノ・コト消費を喚起する施設を目指している。
出店する店舗は150店。核店舗となるスーパーの「イオンスタイル」をはじめ、沖縄県初進出となる生活雑貨の「ロフト」、家電の「コジマ×ビックカメラ」、スウェーデンのアパレルブランド「H&M」、衣料の「ユニクロ」、「GU」などが登場する。
DMMかりゆし水族館は沖縄県初のショッピングセンター併設型水族館で、多彩な映像を駆使して新しい形のエンターテイメントに挑戦する。このほか、2022年に屋内型ミニチュアテーマパークの「スモールワールド沖縄」が出店を予定している。
最上階にはスカイラウンジや大型プールを備えた新感覚の屋上型テーマパーク「ステムリゾート」を開設、2020年7月からオープンする。ルーフトップバーでは東シナ海や慶良間諸島の絶景を眺めながら、食事やバーベキューを楽しめるようにしており、アグー豚や新鮮な海の幸を用意する。
施設の目の前は全長700メートルで、沖縄県最大級の美らSUNビーチがあり、マリンスポーツを楽しむための大型スポーツ店「スーパースポーツゼビオ」が出店する。大和ハウス工業は年間来場者1,000万人、年間売上高220億円の目標を掲げている。(記事:高田泰・記事一覧を見る)