「チバニアン」3次審査を通過

2019年12月3日 09:13

 NOBAX曰く、

 2017年に茨城大学などが千葉県の地層を「国際標準模式地」候補として申請していましたが、この申請が国際層序委員会による審査を通過しました(国立極地研究所の発表)。

 この後、国際地質科学連合による答申が認められれば正式にこの地層が国際標準模式地として認められられることとなり、地質時代の中期更新世(約77万4千年前~約12万9千年前)が、「千葉の時代」を意味する「チバニアン(Chibanian)」と名付けられます。

 この地層がある場所では、基準地認定に反対する人物が地層周辺の賃借権を取得していましたが、市原市は今年9月、調査研究目的でこの地域に立ち入ることへの妨害を禁じる罰則付きの条例を施行しています(過去記事)。

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