サティア・ナデラ、Fortuneの2019年を代表するビジネスパーソンに選ばれる

2019年11月30日 21:23

Microsoft CEOのサティア・ナデラ氏がFortuneの「Businessperson of the Year 2019」で1位にランクされている(ナデラ氏の紹介ページWindows Centralの記事)。

ナデラ氏がMicrosoft CEOに就任したのは2014年。ビル・ゲイツ氏のような創業者でもなく、スティーブ・バルマー氏のように強烈なキャラクターを持ったセールスのリーダーでもないナデラ氏は知名度も低く、CEO就任は驚きをもって迎えられた。経営者としての実績がないナデラ氏だったが、ブラッド・スミス氏をプレジデントに、キャスリーン・ホーガン氏をチーフピープルオフィサーにそれぞれ昇進させ、ナデラ氏のCEO就任前から最高財務責任者(CFO)だったエイミー・フッド氏を加えた強力な経営チームを構築する。その結果、過去3年間の年平均成長率は売上11%、利益24%となっており、Microsoftの時価総額は1兆ドルを超えている。Microsoftが米国防総省のJEDIクラウドシステムの契約を勝ち取ったのも、チームによるアプローチの成果とのことだ。 

関連記事

最新記事