チョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ 2020」新宿で
2019年11月16日 15:47
国内最大級のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ 2020」が、東京・新宿で開催。会期は、2020年1月27日(月)から2月2日(日)まで。
■112のチョコレートブランドが一堂に集結
第18回目、パリでは25周年を迎える「サロン・デュ・ショコラ」2020年のテーマは“出会い”。チョコレートの作り手の創造力を刺激するような素材や人との“出会い”から生み出した、個性豊かなチョコレートが勢揃いする。
今回出展するのは、世界中の名だたる112のチョコレートブランドを予定。その内20ブランドが「サロン・デュ・ショコラ」初出展となる。
■注目の初登場ブランドをピックアップ
■リリアン・ボンヌフォア
世界各国からセレブリティが集まるリゾートホテル「オテル・デュ・キャップ・エデン=ロック」のシェフパティシエのリリアン・ボンヌフォアが自身のブティック名義で初登場。用意するアソートボックス「コフレ・スフェール」は、フランボワーズとライチのジュレなどを組み合わせた、美しい光沢と色彩を持つショコラをセットした。
■フランク・ハースヌート&トム・ファンデフェーン
世界中を飛び回るコンサルタントとして活躍するフランク・ハースヌートと、5つ星ホテルやオランダ王室の特注チョコレートを手掛けるトム・ファンデフェーンのタッグ。今回「サロン・デュ・ショコラ」で展開するのは、クレープを混ぜ込んだヘーゼルナッツのプラリネや、スモークしたカルダモンや、野菜感たっぷりのレッドキャベツといったユニークなフレーバーのガナッシュだ。
■トゥルビヨン バイ ヤン・ブリス
ダロワイヨや有名ホテルで経験を積んだショコラティエ、ヤン・ブリスによる「トゥルビヨン バイ ヤン ブリス」が初上陸。2018年にパリ郊外にブティックをオープンしたばかりの気鋭のショコラティエが作るチョコレートは、甘みを抑え、素材そのものの味を活かしている点がポイント。プラリネなどのショコラ以外にも、メレンゲやサブレをホワイトチョコレートソースでコーティングしたスイーツ「シュセット」を販売する。
■海外実力派ショコラティエの注目作も続々登場
■ショコ・オ・キャレ
ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERMÉ PARIS)やパトリック・ロジェなどの名店で働いたのち、2017年にブティックをオープンしたショコラティエが手掛ける「ショコ・オ・キャレ」。かぼちゃやヒマワリの種、アーモンド、松の実、とんか豆などバラエティ豊かな素材を使用したプラリネのボックスは、カラフルな見た目も楽しい。
■パトリック・ロジェ
ショコラティエでありながらアーティストとしての独創的なクリエイションが光る「パトリック・ロジェ」。宇宙を閉じ込めたようなドーム型ショコラは、中にライム風味のセミリキッドキャラメルや、柔らかいヘーゼルナッツを詰めた。
■フランク・ケストナー
代々続くパティスリーを継承する3代目、フランク・ケストナーが贈るショコラはフルーツのミラベルを使ったタブレット。生産者から直接仕入れたミラベルのフルーツ果汁で作ったジュレとヘーゼルナッツのプラリネを合わせた。
■フランソワ・ジメネーズ
ローカルな素材を使用したこだわりのショコラを販売している「フランソワ・ジメネーズ」。グリオットチェリーのアルコール漬けをフランボワーズでコーティングした「ペルル ダムール」は、ひと口頬張った瞬間に広がるフルーティーな風味が堪らない一品。ショコラの裏にハートを忍ばせた、遊び心溢れるポイントにも注目。
■サロン・デュ・ショコラでしか食べられないスイーツたち
また、会場には「サロン・デュ・ショコラ」でしか食べることが出来ないショコラスイーツも数多く揃う。「ミスターアンドミセスルヌー」「キャラメル・パリ」「二コラ・ベルナルデ」といった名だたるパティスリーからスイーツが登場する。
中でも、フレデリック・アヴェッカーの「ケーク ショコラ オランジェ」は、チョコレートのサブレとオレンジマーマレード、カカオパウダー、オリーブオイルの奏でる独特なハーモニーを楽しめる一品だ。
■毎年恒例のスペシャルボックスも
さらに、毎年恒例の「サロン・デュ・ショコラ」限定のセレクションボックスが今回も登場。実力、人気ともに世界トップクラスのシェフたちがコラボレーションした、「Recontre~出会い~」「Hommage~オマージュ~」「Harmonie~一粒の中での出会い~」の3種類のボックスを用意する。
【詳細】
サロン・デュ・ショコラ 2020
開催期間:2020年1月27日(月)~2月2日(日)
会場:新宿NSビル 地階=イベントホール(東京都庁庁舎隣り)
出展ブランド:112ブランド※予定