日本がキルギスに2-0で勝利 サッカーW杯2次予選
2019年11月15日 11:29
14日、サッカーのカタールW杯・アジア地区2次予選、グループF第4戦となる日本対キルギス戦が、キルギス・ビシュケクで行われ、日本が2-0で勝利した。日本は、世界ランク94位の格下ながら、近年勢いのあるキルギスを相手に、無失点での勝利を収めた。
これで日本は4戦全勝で勝ち点を12に伸ばし、残り4試合で2位と勝ち点差を6に広げ、グループF首位の座を固めた。
試合は芝生の荒れたピッチコンディションの中、日本はボールコントロールに苦しみ得意のパスワークに流れが出ずに時間が経過する。キルギスは押されながらも、ロングボールでのカウンター攻撃を見せる展開となる。
前半39分、日本は遠藤航からの前線へのスルーパスを伊藤純也が触り、流れたボールに走りこんだ南野拓実がGKに倒されPKを得る。これをキッカーの南野が豪快なシュートをゴール隅に決め先制する。
後半8分、日本は遠藤がPA手前中央付近で倒されFKを得る。これをキッカーの原口元気がGKの逆を突いてゴール隅に蹴り込んで追加点を奪う。後半23分、キルギスはPA内で低いクロスを受けたムルザエフが反転しながら放ったシュートは、GK権田修一がスーパーセーブする。
キルギスは最後まで攻勢を仕掛け続けるが、日本は守備に人数をかけてゴールを許さなかった。