世界一パワフルな2リッターエンジンを搭載した「Mercedes AMG」遂に上陸!

2019年11月15日 15:35

 メルセデス・ベンツの4代目AクラスW177/V177型のラインナップに、待望のAMG45Sが加わった。現時点で世界最強の2リッターターボエンジンを搭載し、最高出力421PS、最大トルク500N・mを発揮し、0-100km/hを3.9秒という俊足で駆け抜ける。

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 Aクラスといえば、コンパクトなボディと抑えられた価格設定により、メルセデスベンツのエントリーモデルとなっている。これまでも、エントリーモデルであるAクラスに、AMGモデルはAMG A35としてラインナップにあった。しかし、AMGの荒々しさといった点では、先代モデルにあったA45には及ばなかった。

 今回、新たに日本に上陸したAMG45Sは、ハッチバックモデルにAMG A 45 S 4MATIC+、セダンとシューティングブレークにはAMG CLA 45 S 4MATIC+が用意されている。

 この2種類のスペックは同じと欧州では発表されており、この動力性能は先代のW204 型C63のブラックシリーズでも0-100km/hが4.2秒だったことを考えても、かなりの俊足である。

 この世界一パワフルなエンジンは、当然AMGのこだわりでもあるワンマンワンエンジンにより、熟練の職人の手により組み立てられ魂が吹き込まれる。その中には数々の革新技術が搭載され、高回転まで溢れるパワーをドライバーは堪能することができる。

 そして、この強大なパワーを伝えるのがAMG用に開発されたMercedes AMG8速スピードシフトDTCである。これにより素早いシフトアップを可能とし、またシフトダウン時にはブリッピング機能も付く。

 当然4マチックなので4WDとなるが、前後のトルク配分変化だけでなく、左右のトルクも変えることができるトルクベクタリングも装備され、ドライバーの意のままに安全にハイパワーマシンを操ることが可能となる。

 そして今回、A45 Sの発売と同時に特別限定車edition1を、全国300台限定で発売する。その内訳は、サテンイエロー(ソリッドペイント)が200台、designoマウンテングレーマグノ(マッドペイント)が100台となる。

 edition1専用装備として、エクステリアにはマッドブラックの19インチAMG5ツインスポークアルミホイールや、ブラックハブキャップ、エアロダイナミックパッケージなどが用意され、インテリアにもedition1専用インテリアトリムのほか、イエローステッチ入りのチタニウムグレー/ブラックツートンレザーAMGパフォーマンスシートなどが用意される。

 価格(消費税込み)
 AMG A 45 S 4MATIC+ 790万円
 AMG CLA 45 S 4MATIC+セダン 856万円
 AMG CLA 45 S 4MATIC+シューティングブレーク 866万円
 AMG A 45 S 4MATIC+edition1 919万円(記事:小泉嘉史・記事一覧を見る

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