NY原油:反発で57.12ドル、パウエルFRB議長の議会証言内容は想定内
2019年11月14日 07:33
*07:33JST NY原油:反発で57.12ドル、パウエルFRB議長の議会証言内容は想定内
NY原油先物12月限は反発(NYMEX原油12月限終値:57.12 ↑0.32)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物12月限は前日比+0.32ドルの1バレル=57.12ドルで通常取引を終えた。時間外取引を含めた取引レンジは56.20ドル−57.53ドル。13日に上下両院合同経済委員会で行なわれたパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言では、「景気の基本見通しは楽観的だが、リスクは依然下方」との見方が示されており、パウエル議長の証言内容は市場参加者の想定と大きく異なるものではなかったことから、原油先物は下げ渋った。ただ、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどの主要産油国による追加減産への期待は高まっていないことから、戻り売りの興味も散見された。《CS》