「ヘリコプター基地局」で山岳遭難者の位置を推定する試み
2019年11月13日 17:21
Anonymous Coward曰く、
KDDIが小型携帯電話基地局を搭載したヘリコプターを使って通信エリア外にある携帯電話の位置を推定したり、周辺エリアでの携帯電話での通話やSMSなどを可能にする実証実験を行なった(プレスリリース、テレビ朝日、ITmedia)。
携帯電話が発する電波を用いて山岳で遭難した人の位置を特定したり、連絡を取れるようにするという試み。者始めは単なる空中飛行基地局の話だけかと思っていましたが、被災者の位置確認という応用があったのね。
使用された小型基地局は総重量約7kgで、人が運搬できるサイズだという。この基地局によって通信可能なエリア内に端末が存在するかどうかを確認できるほか、携帯電話からGPS情報を取得することで位置情報を得ることもできるという。GPSエリア化可能な半径は約1.6〜2kmとのこと。