不人気な「Web Push通知」、Firefox 72以降ではURLバーのアイコン通知のみに
2019年11月12日 09:11
WebサイトからWebブラウザに対しプッシュ通知を送信する仕組みである「Web Push」では、サイトの閲覧時に通知を受け取るかどうかを選択する表示が行われる。これに対し、「煩わしい」などの声が出ていることから、Firefoxでは今後デフォルトでこの許可を求める表示を出さず、代わりにURLバーにアイコンを表示するように変更する予定だという(マイナビニュース、MozillaのFuture Releaseブログ)。
Mozillaによると、こうしたPushの許可を求める表示に対し「許可」が選択されるのは1%程度で、48%は明示的に「拒否」が選択されるという。たとえばとある1ヶ月間Firefox 63でこの表示が行われた回数は約14億5000万回だったのに対し、許可が選択されたのは約2366万回だったという。