人気ゲーム「Fallout 76」が月額課金サービス開始し炎上
2019年10月30日 08:39
Anonymous Coward曰く、
2018年に発売された人気オンラインゲーム「Fallout 76」が10月24日、月額12.99ドル/年額99.99ドル(日本ではそれぞれ1,500円/1万2,000円)のサブスクリプションサービス「Fallout 1st」を開始した。これに対し、一部プレイヤーから反発の声が上がっている(Automaton、モシナラゲームズ)。
Fallout 76は当初買い切り型(国内定価は税別7,980円)のタイトルとして発売され、追加課金無しでキャラクターの外見カスタマイズの一部を除くすべてのコンテンツが楽しめるとされていた。しかし、今回発表されたサブクスリプションサービスでは加入者のみにゲームの展開を有利にするような新機能やゲーム内アイテムなどを提供するものになっている。
さらに、当初はゲーム内衣装などキャラクターの外見カスタマイズのためのアイテムのみを有料で販売するとしていたにもかかわらず、この方針が撤回されたことについても批判が集まっている。結果としてゲームに有利なアイテムも販売するようになり、Pay to Winへの移行だとしても批判されているという。
なお、Twitter情報によると、この炎上はユーザー間の対立にも発展しているそうで、マルチプレイでは非課金ユーザーが集団で課金ユーザーを襲ったり、課金ユーザーが課金者だけのゲーテッド ・コミュニティを作ろうとしているなど、なんとも業が深い話である。